いつもよりも夜更かしをし、最後の夜を惜しむように話の絶えなかったメンバーたち。いつもよりも遅い起床時間とは言え、起きられるか心配していましたが、6時過ぎ頃には話し声が聞こえて来るようになりました。全員で食べる最後の朝食を済ませると、いよいよゴール「鳥取砂丘」に向けて出発です。
例年最終日は通常の半分ほどの距離となるため、この日の徒歩行開始時刻は9時。最終日も先頭を任されたのはナナセ。彼女は今回全ての行程で先頭を務めました。100milesAdventure2019に6年生で参加して以来、2023第1ルート、今年と、スタッフとしての参加は2度目となります。まだ高校3年生ですが、ここまで見事に隊を率いてくれました。後方にはユウタと荻田が付きます。時間的に余裕もあるため、いつもよりもややゆっくり目のペースで進行していきます。
とは言え、最終日にもなると一行のペースはだいぶ上がっていて、このままだとゴール予定時刻よりもかなり早い到着になる見込みに。そこで時間調整も兼ねて、岩戸海岸へダイブ!今回も幾度と川遊びをして来ましたが、最後の水遊びは海となりました。
一方サポートチームは、10時過ぎに鳥取砂丘へ到着。現地の様子を確認していると、ゴール予定時刻から1時間以上前にもかかわらず、数組のご家族が既にその場に到着していました。その後もひと組、またひと組と集まり始め、正午には全家族が集合。ゴール地点となる「馬の背」へ移動を開始しました。
「馬の背」へ移動後まもなくして、遠目に一行の隊列が姿を現しました。砂丘の入り口からどんどん近づいてくる様子に、最後のエールを送るお迎えの方々。大きな歓声と拍手に迎えられながら12時30分、9名のメンバーは全員揃って無事ゴールに到達しました!7月27日に神戸メリケンパークをスタートし、200km、11泊12日の行程を見事に歩き切りました。
ゴール後には、メンバー&スタッフ、そしてご家族の皆様を交えた記念撮影を行いました。スタート前とゴール後の集合写真を見比べることが、我々スタッフにとっても毎回の楽しみになっています。今回も距離感が全く違うことが見て取れると思います。
いつも通りの昼食をとった後は、例年通りメンバー・スタッフ全員がひと言ずつ挨拶。荻田の「解散」の号令をもって、100milesAdventure2025は幕を閉じました。
最後になりますが、14年目となる今回も大変多くの皆様から沢山の応援、ご支援をいただき、誠にありがとうございました。また今回も変わらずご協力をいただきました協賛社様、そして今回より新たにご協力いただきました協賛者様にも、この場をお借りして御礼申し上げます。
同じく毎年のことではございますが、我々を信頼していただき、大切なお子様を託していただいたご家族の皆様には、改めて心より感謝いたします。行程中は例年以上の猛暑・酷暑に見舞われ、にも関わらず一行の状況を知られるのがこの日記のみ。また今回もその日記の公開がしばしば日を跨いでしまい、ご心配、ご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします。それでも皆様からのご理解とご協力があったからこそ、こうしてゴールを迎えることができました。本当にありがとうございました。
2012年にスタートした100milesAdventureは、来年の開催が15年目となります。今回は特に猛暑の影響もあり、所謂これまでの「行動スケジュール」通りにはいかないことも多くなりました。そう言う点では、新たな局面を迎えていると言えるかもしれません。
「100milesAdventure2026」もお楽しみに!
また1年後に会いましょう!
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