100milesAdventure2020・7日目

ふもとっぱらキャンプ場で迎えた2日目の朝。昨日のゲリラ雷雨など無かったかのように晴れ渡り、朝から日差しが照り付けていました。メンバー達も変わらず早起き。いつもよりも順調に朝の時間を過ごし、8時には5日目のゴールであった「富士宮市立人穴小学校前」から本日の徒歩行をスタートしました。

 

一方サポート班は、太陽の力を借りて前日の雨で濡れてしまった道具類を乾かすなど、いつもよりも時間をかけての撤収作業。キャンプ場を後にする頃には、一行は既にかなり前進していましたが、そこにはいつもと違った光景がありました。

 

先頭を歩いていたのは荻田ではなく、100milesAdventure2016で札幌~大雪山旭岳を旅した「ユウマ」でした。高校生になったOBのユウマは、今回サポートスタッフとして全日参加しています。そして今日、荻田から先頭を任されることとなりました。

 

ユウマ:「他人の作ったペースで歩くことと、自らペースを作って歩くことが全く別のものであることがハッキリと分かりました。後続の状況に合わせてペース調整をするのが、とても難しかったです。とにかく後ろが気になって仕方ありませんでした」

 

進行ルート自体は比較的シンプルでしたが、後半は終始キツい上りと言うコースをユウマを先頭に歩き切り、16時過ぎ本日のゴールである「PICA表富士」に到着しました。その少し前、前日に続きまた雷鳴が数回轟き肝を冷やしましたが、天からユウマへの労いだったのかもしれません。

 

夕食時にはちょっとしたハプニング。シュウマの乳歯(奥歯)が抜けました!

 

これまでメンバー達から「花火をやりたい」と希望されていたのですが、今日のキャンプ場が花火OKのため、夕食後に花火を楽しみました。かなり多くの本数を用意しましたが、結構なハイペースで終了。しかしこれでまたひとつ念願が叶ったメンバー達は、満足そうでした。

 

本日の宿泊地は今回の行程の中で、最も標高の高いところ(約1150m)に位置します。日中はそれほどでもありませんでしたが、さすがに夜になり、一気に冷え込んで来ました。8月7日にスタートした100milesAdventure2020も、早いものでちょうど1週間が経過。メンバー達からも「そろそろ終わっちゃうのか…。」と言う声がポツポツ聞こえ始めています。泣いても笑ってもあと3日。どんな3日間を過ごすのでしょうか?